5月16日、南米サッカー連盟(CONMEBOL)懲戒委員会は「ボカ・ジュニオルスを今年度のコパ・リベルタドーレスから除外することを決定した」と発表した。
ボカに対してはその他にも今後のホーム4試合、アウェイ4試合で観客の入場を禁止するとともに、20万ドルの罰金の支払いが命ぜられている。
ただ、これについてはまだボカ・ジュニオルス側に控訴する権利が残っており、7日間以内に裁判所へと訴えを起こすことが出来るため、処分が確定されたわけではない。
5月14日に行われたコパ・リベルタドーレスのベスト16セカンドレグ、ボカ・ジュニオルス対リーベル・プレートのダービーマッチは、観客による過激な行動によって中止を余儀なくされていた。
ハーフタイムを終えてピッチに戻ってきたリーベル・プレートの数選手は催涙ガスを浴びたと思われる症状でプレー続行が不可能になり、空にはドローンが飛ばされた。これを受けて主審を務めていたダリオ・エレーラ氏は試合を中止することを決断。
この時点で試合は消化されたものと見做されており、ファーストレグで1-0と勝利していたリーベル・プレートがベスト8に進出することが決定している。