シャペコエンセの選手やスタッフたちが犠牲になった2016年の墜落事故。71名が死亡する大惨事のなかで、6人が命を取り留めた。
先日、そのうちのひとりだったブラジル人ジャーナリストのラファエウ・エンゼウさんが心臓発作のために死去。45歳の彼は友人たちとのサッカー中に発作を起こしたとされている。
同じく生存者のひとりでプレーにも復帰したシャペコエンセDFアラン・ルシェウ。『Globo』によれば、彼とラファエウさんは事故後に友人になっていたそう。
View this post on InstagramÀs vezes, parece que o destino brinca com a gente. A sensação que eu tinha sobre nós, sobreviventes de uma tragédia tão grande, era de que, com a oportunidade cedida por Deus, tínhamos começado nossa história do zero, como se fôssemos crianças, tendo uma vida inteira ainda para experimentar. Que peça a vida nos pregou, Rafael. Que momento triste e reflexivo. Vá em paz e que Deus conforte com muito amor e esperança a vida do teu pequeno da tua esposa e demais familiares.
Alan Ruschelさん(@alanruschel)がシェアした投稿 -
コロンビアの病院で治療を受けた2人は一緒の飛行機でブラジルへと帰国。遺族を癒すチームの勝利をともにベンチから見守ったこともあったそう。
シャペコエンセは28日行われたコパ・ド・ブラジルのクリシウーマ戦に3-2で勝利。アラン・ルシェウはラファエウさんに勝利を捧げると述べた。
アラン・ルシェウ(シャペコエンセDF)
「僕らはショックだったし悲しかった。彼という人、そして彼がこの街で体現していたことを思うとね。
心が痛む。大きなことは彼をより元気にさせることだ。
「事故後のラファエウからの電話はとても強いものだった。
僕らは一緒にコロンビアから帰国したんだ。同じ飛行機でね。
彼がどれほどシェペコを愛していたかを僕は知っている」
天国に旅立ったラファエウさんを元気づけたいとも語っていたそうだ。