3月24日、U-12の世界一を決めるFIFA公認の国際サッカー大会「ダノンネーションズカップ」の日本大会、ダノンネーションズカップ2019 in JAPANの本大会2日目が開催された。

駒沢オリンピック公園総合運動場の第二球技場と補助競技場にて行われ、女子大会では千葉中央FC U12ガールズが連覇を達成。男子大会は3大会ぶりにヴァンフォーレ甲府U-12が優勝し、ともに世界への切符を勝ち取った。

注目の男子は、ベスト4すべてがJリーグ下部組織チームに。準決勝では、ヴァンフォーレ甲府U-12が川崎フロンターレU-12、清水エスパルスU-12が浦和レッドダイヤモンズジュニアをそれぞれ破り決勝へ進んだ。

そして迎えた決勝戦では、開始5分、甲府が相手の守備の隙を付いて1点を先制すると、すぐさま追加点も奪取。清水も後半巻き返したが1点が遠く、2-0で勝利した甲府が見事3大会ぶりの優勝を果たした。

前回優勝した2016年大会、世界の舞台でも準優勝と頂点まであと一歩まで迫った甲府。キャプテンの楠彪さんが試合後、「今大会は前回の結果を上回れるように、優勝目指して頑張ります!」と力強く話す姿が印象的だった。

大会MVPに輝いたのは、ヴァンフォーレ甲府の10番、杉岡侑樹さん。小柄ながら存在感は圧倒的で、世界の舞台でも活躍が楽しみなプレーヤーだ。

決勝戦を解説した大会アンバサダーの前園真聖氏。表彰式後には、「世界を実際に肌で感じて思い切りプレーしてきて欲しいと思います」と、日本代表に決まった男女2チームにエールを送った。

ちなみに、栄養と水分補給がテーマのトークショーでは、朝食の大切さについて話す管理栄養士の先生に対し、「今朝はヨーグルトを食べてきました」とコメント。こちらもナイスな“仕事ぶり”だった。

ダノンネーションズカップは、2019年10月、今年100周年を迎えるダノンのヨーグルト事業発祥の地であるスペイン・バルセロナのRCEDスタジアム(※エスパニョールのホーム)にて開催。

世界27か国の代表チームが参加し、今度は世界一の座を争うことになる。

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