26日、日本代表はノエビアスタジアム神戸でボリビア代表との親善試合を行った。

4日前のコロンビア戦からは大きくメンバーを変え、2試合連続のスタメンが一人もいないという11人に。

守備をベースに戦ってきたボリビアを相手に日本は序盤からボールを支配することができたが、かなり圧縮されたディフェンスに苦しむ。

外から外にはつなげることから長いスクエアのサイドチェンジが何本か入ったが、乾貴士のシュートがなかなか入らず、宇佐美貴史がうまく絡めない展開が続いた。

結局多くのチャンスを作りながらも前半は0-0で終わり、後半も同じような硬直した展開になってしまう。

しかし状況が変わったのは後半途中、中島翔哉と堂安律が同時にピッチへと送り出され、さらに南野拓実も出場してから。

77分に速攻から数的優位での攻めを実現させた日本は、堂安からのパスを南野が収め、さらに左サイドへのスルーパスを通す。抜け出した中島がカットインでコースを空け、ディフェンスの股を抜くシュートでゴールに叩き込むことに成功した!

そして試合は1-0のまま終了。コロンビア戦では無得点で終わってしまったが、今回は苦しい中でなんとか結果を残した。

【関連記事】日本代表、コパ・アメリカまでに絶対に試すべき5名

人数をかけたディフェンスに苦しんだ前半、そして新世代の選手がそれをぶち破った後半。日本代表はこれからコパ・アメリカに向けてどんなメンバーを選ぶのか、より楽しみになってきた。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介