今月の代表ウィークでアジア遠征を敢行し、26日に日本代表と対戦するボリビア代表。
同国の国内リーグでは現在、ナシオナル・ポトシが首位に立っているが、彼らは19日にコパ・スダメリカーナの一回戦でスリア(ベネズエラ)と対戦した。
その試合でのスタッツが話題となっている。
54 - Nacional Potosí 🇧🇴 intentó 54 remates en su derrota 0-1 ante @Zulia_FC 🇻🇪 por @Sudamericana; más que cualquier otro equipo en un partido de Sudamericana o Libertadores por lo menos desde 2013, cuando comenzó el análisis de Opta. Despilfarro. pic.twitter.com/pB9qeWRjVv
— OptaJavier (@OptaJavier) 2019年3月20日
こちらは『Opta』によるものだが、ナシオナル・ポトシがこの試合で放ったシュートはなんと54本!『La Nación』などによればポゼッションは79.2%だったというのだ。
彼らの本拠地ポトシはラパスより高い4,000メートルに位置する。酸素が薄く、ボールが飛びやすくなる高地での試合はシュートが増加する傾向にあり、アウェイチームが相手に支配される展開も珍しくない。
とはいえシュートなら20本、ポゼッションなら70%あればかなり一方的になるサッカーにおいて、これだけの数字はなかなかお目にかかれないものであろう。
『Opta』によると、54本というシュート数は統計を取り始めた2013年以降、南米で行われたクラブチームの国際試合で最多だったことを伝えている。
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しかしナシオナル・ポトシは枠内シュートも15本放ちながら1点も奪えず、逆に後半アディショナルタイムに失点して0-1で敗れてしまった。
ナシオナル・ポトシにとっては悲惨な結末であるが、これだけ打たれてゴールを許さなかったスリアを褒めるべきかもしれない。
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