『L’Equipe』は10日、「FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、今週コンフェデレーションズカップの廃止を決めたいと考えている」と報じた。

これまでワールドカップの1年前に行われてきたコンフェデレーションズカップ。各大陸の王者8チームが集まるコンペティションで、ワールドカップのプレ大会としての立場も持っていた。

しかし2021年の大会はすでにカタールでの開催は不可能(冬開催であるため)とされており、FIFAは廃止を考えていると言われる。

そしてインファンティーノ会長は、今週木曜日と金曜日にアメリカのマイアミで行われるFIFA組織委員会で、コンフェデレーションズカップの廃止を決めたいという意向を持っているとのことだ。

FIFAはコンフェデレーションズカップを新クラブワールドカップに置き換え、さらにワールドリーグ・オブ・ネーションズという2年毎に開催するミニワールドカップを創設したいと考えている。

それをできるだけ早く進めることによって、2021年にもカタールで新クラブワールドカップを開催できる可能性があるそう。

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ただ、インファンティーノ氏のかつての職場でもあるUEFA(欧州サッカー連盟)は、このプロジェクトに強く反対している。それはすでにサッカーのスケジュールが過密になりすぎているという理由からである。

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