藤本 憲明(大分トリニータ)

大分トリニータで馬場賢治と共にチーム内得点王となったのが藤本憲明だ。完全なレギュラーというわけではなく、途中出場も多い中で二けた得点を挙げたのは驚異的と言えるだろう。

元々、青森山田高校時代はサイドバックで、近畿大時代はMFであった。2016、2017年とJ3鹿児島で戦い2年連続で得点王に輝いたことで2018年に大分へステップアップを果たし、J2初挑戦となった。

そのJ2ではシュート50本に対して12ゴール、決定率24%と非常に高いアベレージを残した。上述の通り途中出場も多く1476分で12ゴールなのだから、実に120分に一度はゴールを挙げている計算になる。

また、データサイト『Football Lab』上では決定力以外の数値は軒並み高くないが5アシストもしており、単にゴールを挙げるだけの選手ではないこともうかがえる。

「自分自身JFLから始まり、J1まで来ることができました。」と語る2019年はJ1初挑戦、J1でも高い決定力を見せて欲しい。