DAZNによりJリーグ各クラブの財政が潤ったことで2018シーズンのJリーグは移籍が活発化した。特に夏場に調子のよくないJ1チームは新外国人やJ2の活躍した選手を引き抜いた。松本から前田直輝を引き抜いた名古屋グランパス、山口から小野瀬康介を引き抜いたガンバ大阪を筆頭にシーズン開幕時は別チーム…ということは珍しいことではなくなった。

さて、まだまだJ2、J3に逸材はたくさんいる。既にJ1へ引き抜かれた選手も含めて編集部一押しの選手たちを紹介しよう。今回はGK・DF編だ。

MF編はこちらから。

朴一圭/パク・イルギュ(FC琉球)

今月、J3のFC琉球からJ1の横浜F・マリノスへ2足飛びの個人昇格を果たしたのが朴一圭だ。

朝鮮大学校からJFLの藤枝MYFCへ加入。一度はFCコリアへ移ったが、再びJ3の藤枝に戻り2016年にFC琉球へ加入した。

パギの愛称で知られJ3を優勝したFC琉球の守護神である。マリノスと言えば飯倉という超攻撃的GKがいるが、朴も負けていない。守備範囲がとにかく広く足技も完備するリベロGKだ。

マリノスの戦術とフィットすることは間違いなく、マリノス側からすると飯倉の後継を確保した恰好となる。あとは経験を積むだけだ。

朴についてはこちらもご覧ください。