『L'Equipe』は19日、「マルセロ・ビエルサ監督が率いているリーズ・ユナイテッドは、23万ユーロ(およそ3000万円)の罰金を言い渡された」と報じた。
1月にイングランド2部で大きな話題になった「スパイ事件」。週末に控えていたダービー・カウンティ戦に向けて、リーズのビエルサ監督はスタッフを練習に派遣した。
しかしダービーの練習場でそのスタッフが発見されてしまい、リーズの関係者であることもバレてしまった。
Officers have just attended the Training Ground for @dcfcofficial After a suspicious male was seen at the perimeter fence. Excellent searching conducted & male was located. All checks above board!
Keeping the team safe to bring home a win against #LUFC on 11th! #SpyingIsCheating pic.twitter.com/a12Zj8gISX
— Derby Response Unit - Derbyshire Constabulary (@DerbyResponse) 2019年1月10日
さらに、抗議を受けたビエルサ監督は記者会見で70分に渡る講義を行い、「もっと調査をしていることを公にすべき」と持論を発表したのだ。
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しかし、結局イングランド・フットボールリーグはこのスパイ行為を違法なアプローチであるとみなし、今回リーズに23万ユーロの罰金を言い渡すことになったそう。
また、リーグ機構はこれをきっかけにスパイ行為に対する新たなルールを策定し、試合の72時間前以降は相手チームの練習を監視することを禁止したという。