来月3月に行われるIFAB(国際サッカー評議会)の総会で、偶然のハンドでもPKになるというルール改正が行われると伝えられている。

そうした中、『I Newspaper』では別のルール改正の動きを報じた。

それによれば、IFABは選手交代時の時間稼ぎに対して強硬な姿勢に出るとのこと。今後、ベンチに下がる選手は自分に最も近いタッチライン際でピッチを去ることになるという。

この取り組みはすでに世界中で試験的に運用されてきた。そして、IFABは3月の年次総会において、具体的な提案をする模様だ。

もしこの新ルールが可決された場合、今年6月から発効になる見込み。イングランドでは来季2019-2020シーズンから適応になるだろうとも。

IFAB重役

「我々は交代ルールの変更を提案している。

アンフェアな時間稼ぎを避けるため、選手はタッチラインに最も近い場所からピッチを去らなければいけない」

「我々はこれをテストしている。多くの状況において、時間を稼ぐために戦術的に使われてきた。

これについて我々は世界中でいいリサーチとテストを実施してきた。

このアイデアの試験に興味を抱いた多くの協会から連絡をもらい、とてもいい結果も得られた。

今後議論され、6月1日から適用される可能性がある」

現行ルールでも「交代して退く競技者は、ハーフウェーラインのところから競技のフィールドを出る必要はなく~」となっているが、より明確化される形だろうか。

なお、試合時間を30分ハーフに短縮するという提案は除外されたようだ。

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