ルーカス・バスケス(レアル・マドリー)

サイドアタッカーとしてスペースに走り、守備でハードワークを繰り返し、さらにDFラインの緊急時には右サイドバックも務めるなどスター軍団の中でサイドのスペシャリストとしての地位を確保している。

CLグループステージでは4試合の出場だったが、328分という限られた出場時間の中でも1試合平均11km台の走行距離を記録。国内リーグでは交代出場の機会も多いが、彼の走りは後半の時間帯で疲れたチームに活力をもたらす存在となっている。

マドリーといえばいつの時代でも注目を集めるのはワールドクラスのスーパースターだが、バスケスのような走れる「名脇役」がいることで主役のスター達を引き立たせる効果も生まれてくるのだ。