『AFP』など各メディアは、「ナントのヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、エミリアーノ・サラの捜索が終了したことについて話した」と報じた。
ナントからカーディフ・シティに移籍が決まったFWエミリアーノ・サラが小型飛行機で行方不明になってから4日。もはや生存の確率は低いと考えられ、ガーンジー島警察がその捜索活動を終了すると発表した。
練習場でメディアの前に現れたハリルホジッチ監督は言葉に詰まりながらも以下のように話したという。
ヴァイッド・ハリルホジッチ
「彼とは特別な関係を持っていた。ここに来たとき、我々は多くのことを話し合ったからだ。
ここを去ることになった日にも、彼と私は長い対話をした。感謝を伝えるためのものだ。
サラのことを悪く言う者は見たことも聞いたこともない。本当に素晴らしい男だった。素晴らしい少年だった…。
私は長くサッカー界で生きているが、これほどまでに愛らしく、謙虚で、奥ゆかしい人物を見ることは稀だ。ピッチ上では戦士になる一方で、練習場で何か文句を言ったことはない。
この悲しみを表現する言葉が見当たらないよ。私のスポーツ人生において、これはおそらく最も難しい時間だ」