5日夜に行われたミッドウィークのフランス・リーグアンでは、ヴァイッド・ハリルホジッチ率いるナントが旋風を巻き起こした。
ホームのラ・ボジョワール=ルイ・フォンテノーにマルセイユを迎えたナント。28分にはキレイに崩されてマルセイユMFモルガン・サンソンのシュートで失点も、その直後にFWエミリアーノ・サラのヘディングで追いつく。
さらに36分にはトヴァンのPKで再び突き放されたが、前半終了間際にはエミリアーノ・サラの素晴らしいコントロールからアブドゥライ・トゥレがゴールネットを揺らす。
そして後半、クロスボールに合わせたのはモナコから期限付き移籍中のブラジル人MFガブリエウ・ボスキリアだ!
なお、ハリルホジッチ監督は試合中に審判への抗議によって退席処分になっていた。
その指揮官の情熱に応えるようにホームで勝点3をもぎ取ったナント。『L'Equipe』によれば、試合後にハリルホジッチは以下のように話したという。
ヴァイッド・ハリルホジッチ
「チームはいいプレーをした。いいショーだった。そして勝利に値するものだった。サンテティエンヌ戦の敗北からのリベンジだろう。たくさんのことを話した。たくさんのことを分析した。
皆の態度に感謝したい。それがすこし勝利を導いてくれた。彼らには成長を求めた。マルセイユのような相手に勝利するという野心をもっと持たなければならない。
今はこれを続けなければいけない。アウェーゲームでもやらなければならないよ」
なお、マルセイユの酒井宏樹は膝を負傷したためこの試合ではベンチ入りしておらず、まだ復帰時期も明らかになっていない。