24日に行われたアジアカップ2019・ベスト8の中国対イランは、0-3という結果で終了した。
この試合に向けて中国は4-4-2を組んで臨み、イランの縦に早く厚みのある攻撃に対応しようとした。
ところが18分、ロングボールに対応したフェン・シャオティンが2回バウンドさせるという大きな判断ミスをしてしまう。
それをサルダル・アズムンが突っついて奪うと、そのままペナルティエリアに進出してパスを送り、完全にフリーになっていたマフディ・タレミがイランに先制点をもたらした。
さらに31分にもリュー・イーミンが裏へのボールに対応した際にボールを失い、奪ったアズムンが2点目を奪う。VARでの判定になったが、ゴールは認められた。
前半の間に自滅から2失点してしまった中国は、後半になって攻撃にアクセントが付き始めるも、イランの守備を崩すまでには至らず。
そしてアディショナルタイムには再び中国の最終ラインがボールの処理を誤り、裏に飛び出したイランFWカリム・アンサリファルドが追加点を決めた。
これによってスコアは0-3となり、イランがベスト4へと駒を進めた。次の試合は27日に行われる予定で、その対戦相手は日本代表である。