『ESPN』は22日、「元五輪金メダリストのウサイン・ボルトは、サッカー選手でのキャリアを終えると表明した」と報じた。

五輪で金メダルを8つ手にしてきたスプリンターのボルトは、2017年に陸上競技から引退した後、サッカー選手を夢見て挑戦を続けてきた。

昨年夏にはオーストラリア・Aリーグのセントラルコースト・マリナーズに練習参加し、フレンドリーマッチでは2ゴールを決める活躍も見せていた。

しかし、最終的には賃金の問題で交渉がまとまらずに退団。それから数ヶ月が経過し、彼はスポーツでのキャリアを全て終える決断を下したという。

ウサイン・ボルト

「それが正しく対処されなかったとはいいたくはない。我々が行くべき道ではなかったと思うし、誰もがそれから学ぶ。生きて、そして学ぶ。

いい経験になった。私はあのチームの中にいたことを本当に楽しんだ。そして、それは陸上トラックやフィールドとは全く違うものだった。その間は、楽しかったよ。

私は今、これまでとは全く違うことをやっている。スポーツでの人生は終わった。

これからは違ったビジネスに進んでいく。多くの物事が進行中だ。私はいろいろなことに手を出している。そして、ビジネスマンになろうとしているんだ」

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