――FC東京の場合はトップに加えてU-23のチームもあり、それを行き来するような形だったと思います。そうした中で、難しさは感じた部分は?

U-23でプレーし、常にそこで結果を残さないとトップチームにはなかなか絡めなくて。自分のポジション(ボランチ)だと得点してアピールというのも簡単ではないので、アピールの仕方が難しかったです。

――トップチームには同じポジションに髙萩洋次郎選手や橋本拳人選手、あるいは米本拓司選手がいました。そうした中で自身の持ち味はどこにあると考えていますか?

自分は攻撃的なところで良さが出ると思うので、東京のサッカーは、守備がベースにありながらも、攻撃の部分で違いを出さないと試合には絡めないのかなと感じました。今後は組み立てのところはもちろんですが、最後のフィニッシュの場面まで関われるようなプレーを増やしていきたいです。

――クラブだけでなく、U-19代表としてもメキシコ、年末はブラジルに遠征しました。影山監督のもとではどういった立ち位置でプレーしていますか?

影山監督にはディフェンスラインからボールを引き出して前にパスを供給していくところを求められているので、攻撃的な部分でチームを動かしていくのが自分の役割だと思っています。

――U-17ワールドカップでも当然世界と戦ってきましたが、今回改めて同年代のメキシコやブラジルと対戦して、当時と比べてどのように感じました?

世界の相手とやるというのは日本の選手とやるのとは全く違います。ただ、自分は代表で様々な経験を積んできていますし、海外の相手だから、ブラジルだからとかそういった思いはあまりないです。

――なるほど。長谷川監督とのコミュニケーションの中で印象的なことなどがあれば教えてください。

自分のストロングというか自分がどうなりたいかを明確に持って、特長のある選手にならないといけないという話はされました。自分の目指しているプレーヤー像をブラさずにこれからもやっていきたいとは思います。