『Daily Mail』は15日、「元イングランド代表FWマーカス・ベントが破産宣告を受けた」と報じた。
マーカス・ベントは1978年生まれの40歳。2000年代前半にはレスター・シティ、イプスウィッチ・タウン、エヴァートン、チャールトン、ウィガンなどでプレーしたストライカーだった。
最大では年100万ポンド(およそ1.45億円)を稼いでいたものの、2012年にインドネシアのクラブを退団してからは引退状態となっている。
それから石油事業や映画事業に投資を行っていたが失敗しており、大きな借金を抱えていた。
また2015年には覚せい剤の使用と所持、さらに警官を攻撃したとして逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けている。
そして今回、彼には高等裁判所が「数百万ドルの税金が滞納されている」として破産を言い渡したとのこと。
この借金はベントが行っていた租税回避行為が失敗していたこと、5つの映画事業への投資で損失を被ったことが原因だそう。