『Telegraph』は「先月サンダーランドに加入したGKスティーヴ・ハーパーは、無所属の期間に鬱病の再発を感じていたと話した」と報じた。

1993年にニューカッスル・ユナイテッドに加入し、2013年にハル・シティへと移籍するまで20年間プレーしていたことで知られるGKハーパー。

昨年夏にハル・シティとの契約が満了になった後、40歳という年齢もあって次の所属クラブが見つからず、半年間の浪人生活を経験。先月サンダーランドと半年間の契約を果たし、再びピッチに戻ってきた。

その間にはニューカッスル時代から煩っている鬱病の症状が戻ってくる感覚も受けたとのことだが、サンダーランドへの加入によって救われたという。

スティーヴ・ハーパー

「『君は引退したのか?』と人々は聞く。そして、私はそう言うのは嫌だと感じていた。

私は終わらせることが出来なかった。夏にはたくさんの電話を貰った。インドの3クラブから、デンマークの1クラブから。そしてトッテナム・ホットスパーとQPRからも。

それはロバート・グリーンが出るかもしれないという話からだったが、彼はそうしなかった。したがって、それは失敗に終わった。

これが8月の初めの話だ。それから、電話は極めて希なことになった。

水曜日の朝に妻や2~3名の友人とテニスをしている時、私はどん底だった。

考えた。『私はサッカーに戻る必要がある』と。彼女は笑うだろうが、そう願ったんだ。

私は40歳だ。サッカー選手としてはそろそろ引退する年齢であり、時は残酷なものだ。サッカーの時代は移り変わっていく。自分の時の流れとは無関係にね」

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