伊藤 遼哉(サガン鳥栖)
昨年ドイツから逆輸入選手としてサガン鳥栖に加わったアタッカー。
東京都で生まれたが、7歳からオーストラリアのシドニーでサッカーを学び、12歳から移住したスイスでは国内のプロクラブのユースでプレーした。その後もドイツのバイエルン・ミュンヘンやシャルケなどの名門クラブのユースにも所属した異色の経歴を持つ。
体の線が細く、昨シーズン唯一の出場機会となったルヴァンカップの湘南ベルマーレ戦では試合終盤に足をつってしまうなど、まだフィジカル面には課題を残すが、積極性の高さや思い切りの良さを特長とする。
また、試合後には日本でサッカーの試合をするのは幼稚園の時以来であったことを明かし、ファンやメディアを驚かせた。
海外の複数クラブでプレーする中でヨーロッパスタイルが染み込んでおり、将来の期待値は高い。鳥栖が新たに招いたスペイン人監督ルイス・カレーラスの下で、どのような活躍を見せるのだろうか。