『SPORTbible』は9日、「マルセイユのフランス代表MFディミトリ・パイェットに対し、中国超級リーグの大連一方が大きなオファーを送っている」と報じた。
2017年1月にウェストハム・ユナイテッドから古巣のマルセイユに復帰し、司令塔としてチームの中心的な役割を任されているパイェット。
しかし記事によれば、現在大連一方が彼の獲得に動いており、かなり大きな額の提示を行うことができるという。
大連一方は今季ヤニック・フェレイラ・カラスコやニコ・ガイタンを要して中国超級リーグを戦ったものの、残留争いに巻き込まれるなど苦しんだ。
それを受けて現在新たな監督を探しており、前モナコ指揮官のレオナルド・ジャルディン氏との契約が間近になっているという。
そして、大連一方はその新体制の目玉補強としてパイェットに関心を持っており、マルセイユでの給与の3倍でオファーする予定だそうだ。
マルセイユは彼の移籍金を2500~3000万ユーロ(およそ32.1~38.6億円)に設定しているとのこと。ただ、現在苦戦を続けているクラブにとって、司令塔を放出しなければならない状況になること自体が非常に難しいことだろう…。