『Corriere dello Sport』は7日、「中国超級リーグの天津権健でオーナーを務めているシュー・ユーフイ氏が逮捕された」と報じた。

天津権健は2016年に中国甲級リーグ(2部)を制覇し、初めての1部昇格を成し遂げたクラブ。

製薬業を中心とした巨大企業の権健集団がオーナーを務め、ファビオ・カンナヴァーロ監督やアクセル・ヴィツェル、アレシャンドレ・パト、アントニ・モデストなどスターを獲得してきた。

しかしこのところは経営難が伝えられており、選手や従業員への給与支払いが遅れているという話も。実際にアントニ・モデストは昨年給与の未払いを訴えて一方的に退団を宣言し、古巣の1.FCケルンに復帰している。

そしてさらに今回、権健集団の創設者であるシュー・ユーフイ氏が中国当局に逮捕されるという事件が発生したようだ。その理由は虚偽の効能を謳った広告を出したというもので、複数の経営者とともに身柄を拘束されたそう。

これによって天津権健は更に経営が難しくなると考えられており、アレシャンドレ・パトも退団を希望しているとも。現在彼の古巣であるミランが獲得に動いていると言われるが…。

【厳選Qoly】日本代表、北朝鮮との3月シリーズで「株を上げた」3名の選手

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら