『L'Equipe』は9日、今冬のマーケットでウェストハム・ユナイテッドからマルセイユへと復帰したディミトリ・パイェットのインタビューを掲載した。
2015年にマルセイユからウェストハムに移籍し、プレミアリーグでの鮮烈な活躍からフランス代表にも復帰したパイェット。EURO2016にも出場するなど、大きく名を上げた。
しかし、今季低迷するウェストハムでは、古巣マルセイユへの移籍を求めて練習の参加を拒否するなどトラブルを起こし、ファンから大きな批判を浴びることに。
彼は移籍の理由について以下のように話し、ウェストハムにいたら自分が退化してしまうリスクがあったと語った。
ディミトリ・パイェット
「僕は、プレミアリーグでプレーする間に自分のプレーを衰退させたくはなかった。
我々は、試合に向けてのアプローチの方法が好きではなかったんだ。ディフェンシブなシステムだ。それが導入された。
5-4-1のフォーメーションでね…。僕はその世界で全ての自由を得ることが出来たが、自分を表現することに苦しんでいた。
もし『つまらなかった?』と聞かれれば、YESだ。僕は自分の満足感なしに試合に出場していた。
僕はマルセイユとの接触があった。特に監督のルディ・ガルシアとね。彼はリールで一緒だった。その哲学はよく知っている。
決断は速かった。もし6ヶ月も待っていたら、それは失われた時間になったはずだ」
(12月のハル・シティ戦で1-0と勝利した後、君は偶然勝っただけだとチームを批判した)
「ロッカールームの誰もが満足していた。その日僕はMOMになったが、これでは何の成長もないと思っていた。むしろ、退化するリスクがあると。
マルセイユでは、もっと多くのことが期待されている。高い目標のプロジェクトがあるんだ」