旗手 怜央(順天堂大学)

大学生ながら2018年アジア大会のU-21日本代表に選出され、銀メダル獲得に貢献した旗手。

このちょっと変わった名前にピンと来た人もいるかもしれない。実は彼の父親・浩二は名門PL学園の野球部出身で、1980年代に1学年後輩である清原和博、桑田真澄の“KKコンビ”らとともに甲子園で活躍した高校球児だったのだ。

ただ息子の怜央はサッカーの道へ。静岡学園時代は全国的に有名な存在ではなかったが、大学1年生時に関東大学サッカーリーグ戦で9得点を記録して新人王を獲得、2年生になって大学選抜や世代別の代表に呼ばれるようになった。

父親はプロ入りできなかったが、彼は今年「特別指定」で川崎に登録され、来年、正式に「Jリーガー」になることが決まっている。