『FIFA.com』は19日、「鹿島アントラーズのMF遠藤康が、レアル・マドリー戦の敗北について話した」と報じた。
19日に行われたクラブワールドカップ準決勝で、レアル・マドリーと戦い3-1と敗北した鹿島アントラーズ。22日にはリーベル・プレートとの3位決定戦に挑む。
前半にはチャンスを作ったものの、ハーフタイム直前にギャレス・ベイルにゴールを許し、後半も2失点を喫してしまった。
遠藤康はこの試合について以下のように話し、前半終了間際の失点が大きく響いてしまったと語った。
遠藤康
「前半終了間際に失点したのは、僕たちのためにはなりませんでした。
後半を0-0で始められていれば、もっとうまくやれました。失点を抱えてしまい、そこから立ち直るのは難しかったです。
結果は皆にとって残念なものでした。しかし、相手は強いチームです。彼らを崩すことはできませんでしたが、我々は挑戦することを決して諦めません。
僕たちは『ジーコ・スピリット』の下で戦っています。このクラブができたころに、彼が植え付けてくれたものです。
その下に皆がいます。怪我をして日本に残ることになった選手たちも含めて、全員でここにいます。家族のようなものですし、この結果は全員が残念に思っています」
「この大会をいい形で終わらせたいです。リーベル・プレートはとても強いチームで、素晴らしい伝統を持っています。
彼らはアル・アインに負けたことは確かですが、それは彼らが弱いことを意味しません。強くなろうとしてくるでしょうし、勝たなければならないと思っています。我々と同じように。素晴らしい戦いになるでしょう。
決勝で戦った経験は助けになると思います。しかし、今回は同時にアジアチャンピオンとしてここにいます。
我々には誇りがありますし、自分たちのサッカーを見せる責任を持っています。アジアのサッカーの強さをこの大会で見せるために、3位を目指しています」