マテウス(ポルティモネンセ)

サントス時代のレヴィー・クルピ元監督の教え子として、シーズン開幕後にガンバ大阪に加入した年代別のブラジル代表経験がある若きボランチ。

チームに欠けていた中盤でのダイナミズムに長けた大型レフティで、オフにヨーロッパへ飛び立った井手口陽介の後釜として大きな期待を背負って加わった。

加入後はリーグ戦13試合に先発フル出場し、サガン鳥栖戦では目の覚めるような強烈なミドルシュートをゴールに突き刺すなど、与えられた役割をしっかりとこなしていた。

しかし、自身を日本へ呼び寄せた恩師が成績不振で解任されると、後を継いだ宮本恒靖監督の下では出場機会が無くなる。年内いっぱいまでだった契約がそのタイミングで解除され、中島翔哉が所属するポルティモネンセへ移籍した。

残念ながら日本でのプレーは半年のみで終了となったが、母国では未来の代表を担う逸材の1人として将来を嘱望されている。いつかヨーロッパのビッグクラブで再びその名前を見る機会があるかもしれない。

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