アルゼンチンの古豪ベレス・サルスフィエルドとキットサプライヤーのKappaは3日、1968年のリーグ初優勝から50周年を記念した特別ユニフォームを発表した。
当時のリーグはアルゼンチンの5大クラブ(リーベル・プレート、ボカ・ジュニオルス、インデペンディエンテ、ラシン・クラブ、サン・ロレンソ)が幅を利かせていた時代。それゆえに、この優勝は快挙と讃えられた。
初優勝当時のデザインを再現したこの超クラシックなユニフォームは、発表当日に行われたロサリオ・セントラル戦でお披露目。試合は2-0で勝利を収めている。
CA Vélez Sarsfield 2018 Kappa 'Homenaje 68'
このレトロなデザインのキットは1968年のチームへのオマージュで、当時のユニフォームデザインを再現している。どのくらいの再現力かというと…。
🏆👏 Durante el entretiempo ante Central, te invitamos a presenciar el merecido homenaje a los protagonistas de la primera vuelta olímpica del Fortín #LaPrimeraVez pic.twitter.com/jMAS6nu6dm
— Vélez Sarsfield (@Velez) 2018年12月3日
これが当時のチーム写真だが、ほぼ完璧!ちなみに、現役時代は名ストライカーとして、そして指導者時代は南米の名将と謳われたカルロス・ビアンチも当時のメンバーだった。
襟と胸のV字は1968年当時と同じネイビー。エンブレムとメーカーロゴも同系色でプリントしているため、まったく目立たない。現在は日本企業の「HITACHI」がメインスポンサーだが、キットに敬意を表してか、企業ロゴマークを胸から外している。
ネームナンバーもご覧の通りレトロな雰囲気。シャツに縫い付けているかのようなステッチ(点線)がユニークだ。番号には「68」と、初優勝を示す一つ星をプリント。
コンプリートルックはこんな感じで、パンツとソックスのデザインもレトロな雰囲気を演出。
この特別デザインのユニフォームは、初優勝年にちなんで1968着の限定販売。シャツの裾にはエディション・ナンバーが入る。第1回目の販売では400着が即完売になったとのこと。
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