『medio tiempo』『Zocalo』などメキシコのメディアは6日、「元メキシコ代表DFダルビン・チャベスが扶養義務を果たさず逮捕された」と報じた。
29歳のダルビン・チャベスは、2012年ロンドン五輪で金メダルを獲得したメキシコ代表の一人。左サイドバックの主力を務め、準決勝の日本戦、決勝のブラジル戦にもフル出場して初優勝に大きく貢献した。
A代表に3試合、またモンテレイ時代はクラブワールドカップに3度出場した有名選手であるが、そんな彼に何が起こったのだろうか。
報道によると、チャベスはテレビ番組のホストなどを務める元妻から訴えられていたのだという。
チャベスはモンテレイ時代にこの元妻と結婚し子供をもうけたが、2016年に離婚。その後金銭を巡って訴えられ、昨年9月、裁判所から慰謝料と養育費の支払いを命じられた。
この時、彼は支払うことに同意した。しかしその義務を果たさなかったため、逮捕状が出ていたということのようだ。
チャベスは今年4月からフィンランド2部FFヤロでプレーしており、チームメイトの日本人MF高橋一輝とは友人関係にある。
現在はシーズンオフのためメキシコに帰国していたが、今週水曜日、モンテレイ市内にいるところを逮捕され、さらに刑務所へ移送されたとのこと。