『FOX』は4日、「アンジュ・ポステコグルー氏は、横浜F・マリノスに来季も残ることを決めた理由について話した」と報じた。
オーストラリア代表をワールドカップ出場に導いたあと辞任し、横浜F・マリノスの監督に就任したポステコグルー氏。彼が旗印とする攻撃的なサッカーを実装したものの、12位と苦しい結果になった。
そして先日は生まれ故郷でもあるギリシャの代表チームから誘いがあったとのことだが、ポステコグルー氏はそれを断り、日本に残ることを決めたそう。
なぜその決断をしたのか?ポステコグルー監督は以下のように話したとのことだ。
アンジュ・ポステコグルー
「(横浜F・マリノスは)つねに一貫したクラブだった。非常にディフェンシブで、実利的なアプローチで構築されていた。私はその全てを頭から排除した。
このクラブにとっても、選手たちにとっても、大きな変化だった。今回のオフシーズンは、我々の方針に合致する選手を獲得できるチャンスを与えてくれるよ」
(ギリシャ代表からのオファーを断り、横浜に残ることを決めた)
「ギリシャで生まれたから、ヨーロッパに戻るということは魅力的なものだ。だが、今はこのクラブでのサッカーを楽しんでいる。
代表チームでのサッカーがどういうものかは知っている。私はそこに戻る準備は出来ていない。
ある時点では戻ることになるだろうが、今はクラブでやりたい。それが最も刺激的な場所だ。去る前に何か大きなものを勝ち取りたい。
それが私を駆り立てているものだ。2週間前に、あと一年ここに残ることに合意した。
彼ら(クラブ)は、この道を歩み続けることに熱心だ。長い間Jリーグで戦っているが、14年優勝から遠ざかっている。
違ったアプローチが必要だと彼らは感じている。それを見たいと思っている。クラブも、選手もそうだ。だから私は契約を更新した」