『Marca』は21日、「エイバル対レアル・マドリーの試合で副審を務めるセサル・ノバル氏は、SRS(性別適合)手術で著名な外科医である」と報じた。

セサル・マヌエル・ノバル・フォント氏はバレンシア大学の医学部出身で、在学中の2010年からサッカー審判員としても活動している人物。現在はバレンシアで自身のクリニックを経営している一方、アメリカでも成功を収めている有名な外科医であるそう。

そして、今年はなんとSRS(性別適合手術)の分野で大きな功績を残しているという。

女性から男性へのSRS手術は、スペインでは通常複数年をかけて複数回のオペが必要になるところ、彼は新たな手法により17時間で完了させることに成功したとのこと。

顔面の男性化、女性器と乳房の切除、さらに男性器の形成を一度の手術で全て行うのは、スペインでは画期的な手術だったとのことだ。

ノバル氏は2016年からヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグ予選でも審判を務めており、9月29日のマドリー・ダービーでも第2副審として旗を振っていた。彼がどのようなジャッジを下すかも、今週末の試合での注目どころになりそうだ。

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