かつて日本企業がオーナーを務めたグルノーブル。一時はアマチュアに降格したが、昨季プレーオフを制してリーグドゥにまで戻ってきた。

そうした中、あるグルノーブル選手が38歳でプロデビューを果たした。

彼はDFセリム・バングリバ。1980年生まれの38歳で、小柄ながらもエネルギッシュにプレーするCBだ。

2011年からグルノーブルでプレーしてきたキャプテンであり、マルセイユとのカップ戦で決勝ゴールを決めて英雄になったこともある。

アマチュア時代は練習前に工場などで働いていたそうだが、今夏、37歳にして初のプロ契約を締結。

そんなバングリバがリーグドゥ11節ナンシー戦に先発出場したのだ。彼は記念すべきプロ初試合にフル出場し、グルノーブルも1-2で勝利している。

フランスは1部2部がプロ、3部はプロ&セミプロ&アマチュアの混合。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介