昨年大きな話題を集めた、日本代表MF本田圭佑のクラブオーナー就任。オーストリア3部のSVホルンの保有権を買収し、現役選手でありながらもクラブのトップを務めるという超異例のビジネスだった。
その一年目となった今季、終盤で監督の交代が行われるなどの出来事もあったが、レギオナルリーガ東地区で首位争いを続けた。
試合はまだ4節残っているものの、2位のファースト・ウィーンが昇格の基準を満たしていないと通告され、さらに3位のリーツィンクとの差は15ポイント。
これによってホルンが2部に昇格することはほぼ確実となり、本田圭佑はオーナーとしての初年度で大きな結果を得ることに成功した。
【お知らせ】SVホルンの来季2部昇格が事実上決定しました。
勝ち点差2で2位につけるファーストヴィエナFCが、2部昇格に必要なライセンス取得に失敗したため、仮に優勝しても昇格することが出来ないことが公示されました。
クラブとしては、3部優勝を目指し残りの4試合を全力で戦います!
— SVホルン (@SVHorn_jp) 2016年5月12日
しかし、欧州で日本人がオーナーを務めるクラブが存在感を見せたのは、これが初めてのことではないのだ。