田川 亨介(サガン鳥栖)

U-19代表でエースFWを務めるのは、2017年のU-20W杯に久保建英とともに“飛び級”で参加したこの男だろう。

今季のJリーグ第1号ゴールを記録した19歳は、1つ上の五輪世代で臨んだトゥーロン国際大会でポルトガル代表から、先月のメキシコ遠征では「10番」を着用し、U-19ブラジル代表からゴールを奪ってみせた。

そんな彼がお手本とするのはレヴァンドフスキで、武器は50m6秒0の爆発的なスピードと強烈な左足。左サイドで起用されることもあるが、そのふてぶてしい性格は典型的なストライカーだ。

鳥栖ではフェルナンド・トーレスと金崎夢生の加入により出場機会を失っているものの、今夏にはレスターからの関心が伝えられ、世界からその才能が注目を浴びている。

このU-19選手権でも“大会屈指のFW”として警戒されるはずだが、それを跳ねのけて日本に栄冠をもたらしてほしい。