『African Football』は17日、「ナイジェリア代表FWオディオン・イグアロは、ワールドカップのあとで殺人予告を受けていたと話した」と報じた。
今夏行われたロシア・ワールドカップではクロアチアとアルゼンチンに敗れてしまい、グループステージ敗退を喫してしまったナイジェリア。
チームのストライカーには大きなプレッシャーがかかるものであるが、イグアロはなんとファンから脅迫を受けるという状況に苛まれていたという。そして、ナイジェリア代表からも引退することを検討していたとのことだ。
オディオン・イグアロ
「ファンは僕にゴールを決めてほしいと思っている。それはわかっているよ。理解もできる。
しかし、彼らの中には一線を越えてしまった者たちもいたんだ。
彼らは多くのことを言っていたよ。僕の小さな子供たち、そして妻や家族に対して、殺害を予告するような脅迫をしてきた。
とても悪い感覚だった。妻とは話さなければならなかったよ。なぜなら彼女はそれを受け止められないからだ。
『彼ら』は僕や子供について脅迫するような言葉をぶつけていた。これはサッカーを超えた出来事だった。
妻は『もうナイジェリアには戻らない』と話していた。言われていたことが起こるかもしれないから」
しかしイグアロは先日行われたアフリカネーションズカップ予選のリビア戦2試合で4ゴールを決め、連勝に貢献。ナイジェリアにおいて重要な存在であることを証明している。