山中亮輔(横浜F・マリノス)
リオ五輪世代を代表するレフティ、山中亮輔。横浜F・マリノスへ加入して2年目の25歳は、アンジェ・ポステコグルー監督のもとで大きな飛躍を果たしている。
きっかけとなったのはポステコグルーが持ち込んだ、ポジショナルプレーをベースとする攻撃サッカー。左サイドバックの山中は、攻撃時に内側へ入ってボランチ的に振る舞ういわゆる「アラバロール」の役割を任され、プレーの幅を格段に広げた。
現在のパフォーマンスに対する評価は非常に高く、この夏にはトルコの強豪イスタンブル・バシャクシェヒルから正式オファーが届いたほどである(最終的に本人の意思で残留)。
日本代表の左サイドバックは前回招集された佐々木翔、車屋紳太郎に加え、あの長友佑都がいるポジション。ただ、山中にもプレースキックなど彼らにはない武器があり、割って入ることができるか注目だ。
初陣となったコスタリカ戦を3-0で勝利し、まずは好スタートを切った森保ジャパン。ワールドカップ主力組の招集も注目される10月は、12日(金)にデンカビッグスワンスタジアムでパナマ代表と、16日(火)に埼玉スタジアム2002でウルグアイ代表と対戦する。