MF:初瀬 亮(ガンバ大阪)

世代別代表での豊富な国際経験とJリーグでの実績上位の初瀬は、このチームでも主力を務めるであろう。

ガンバ大阪の下部組織から2016年に昇格してデビューし、2017年にU-20ワールドカップに出場。その年の暮れに行われたE-1選手権でヴァイッド・ハリルホジッチ体制の日本代表に招集され、「東京五輪世代から一番乗り」でのA代表入りを叶えた。

ポジションは左右のサイドバック兼ウィングバック。元々の利き足は右だが、中村俊輔(現ジュビロ磐田)に憧れているうちに左足も同じように蹴ることができるようになり、現在はほぼ完ぺきな両利きとなった。

キックの精度にはやや波があるものの、特筆すべきはそのパス速度にある。彼の左右両足から放たれるクロスとプレイスキックには注目してほしい。