4年に一度行われるアジア競技大会、今年の舞台はインドネシアだ。

フル代表も兼任する森保一監督のもと、U-21代表の選手たちがどんな戦いぶりを見せてくれるのかは注目である。

ここでは今大会での飛躍が期待される注目選手を特集したい。

MF:三好 康児(北海道コンサドーレ札幌)

今大会で10番を託されたのは、北海道コンサドーレ札幌で大車輪の活躍を見せているレフティ、三好康児だ。

各年代の日本代表で活躍してきた、東京五輪世代屈指の攻撃的MFで、所属する川崎フロンターレでもその左足の高い技術を見せていたが、今シーズン期限付き移籍した札幌で急成長を果たした。

基本的にドリブラー型だが、特色はドリブルからのプレーにあり、丁寧なラストパスで決定機を演出。さらに、中長距離からでも正確にゴールマウスをとらえる高いキック能力を備えている。

リオ世代の中島翔哉同様、個としては申し分ないレベル。判断力や決定力などに課題はあるが、国内よりも海外でより高く評価される選手かもしれない。