ギャレス・ベイル(レアル・マドリー/ウェールズ代表)

彼は注目の存在だ。絶対的な地位を与えられなかったレアル・マドリーから去る可能性があったが、ロナウドの退団とフレン・ロペテキ新監督の就任によって、もう1年は残るかもしれないからだ。

29歳になったベイルはピークにあり、毎週の出場が保障されている場所に行きたがっているはず。

その能力に疑いの余地はない。怪我のために26試合の出場に留まった昨季も16ゴールを叩き出している。そして、CL決勝では驚愕のバイシクルシュートを決めて、最高の形でシーズンを締めくくった。

この夏にチェルシーが獲得できうる選手で彼以上の存在はあまりいない。

好調時のベイルは世界最高だが、問題は怪我がちであること。チェルシーはどれほど起用できるのかを懸念するかもしれない。