10日午後、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが「サガン鳥栖に移籍する」と公式発表した。

これはトーレス自身が展開している『9Fitness』というジムのプロモーションイベントで明らかにされたもの。

フェルナンド・トーレスは1984年生まれの34歳。アトレティコ・マドリーの下部組織で育成され、若くしてエースとして台頭したことで「エル・ニーニョ」と言われた選手だ。昨季限りでアトレティコ・マドリーを離れることを宣言していたが、日本の他にも中国やアメリカ、オーストラリアなどへの移籍が噂されており、去就が注目されていた。

5月30日には、Jリーグ公式HPが「トーレス加入決定の誤情報をリリースした後に削除」、さらにその後一部マスメディアが「移籍破談」を報じるなど紆余曲折を経た上で決着がついた格好だ。

ルーカス・ポドルスキ、アンドレス・イニエスタに続く、大物外国人の「Jリーグ参戦」。

ワールドカップ終了後にはさらに移籍市場が活発になることが予想されるため、この流れに続く選手が新たに現れるか、今後も注目が集まるところだろう。

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