熱戦が続いているロシア・ワールドカップ。グループBのモロッコ対イラン戦は90分を終えてスコアレスという拮抗した一戦だったが、終了直前にオウンゴールで決着するという劇的な展開だった。

0-1で敗れたモロッコ。痛恨のオウンゴールを喫してしまったのは、途中出場のFWアッジーズ・ブーハドゥーズ。

試合直後にはショックでうなだれていた彼に対して、対戦相手のイラン代表選手がSNSでメッセージを送っていた。

レザ・グーチャンネジャド(イラン代表FW)

「君のことを個人的に知っているわけじゃないけれど、人生では勝つこともあれば負けることもある。

このオウンゴールであまり気を落とさないで。

僕らは皆プロフェッショナルのスポーツマンであり、これもフットボールだ。

僕はとても嬉しいし、我がチームと我が国を誇りに思う。でも君のキャリアの成功も祈っているよ」

グーチャンネジャドは小林祐希と同じオランダ1部のヘーレンフェーンに所属する30歳のFW。

この試合では出番はなかったが、相手選手のことを気遣っていたようだ。

第2戦でイランはスペインと、モロッコはポルトガルと戦う。

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