熱戦が続いているロシア・ワールドカップ。グループBのモロッコ対イラン戦は90分を終えてスコアレスという拮抗した一戦だったが、終了直前にオウンゴールで決着するという劇的な展開だった。
モロッコのオウンゴールでイラン勝利!
アジア勢8年ぶり勝利! pic.twitter.com/SXJERmXAn2
— NHKサッカー (@NHK_soccer) 2018年6月15日
0-1で敗れたモロッコ。痛恨のオウンゴールを喫してしまったのは、途中出場のFWアッジーズ・ブーハドゥーズ。
試合直後にはショックでうなだれていた彼に対して、対戦相手のイラン代表選手がSNSでメッセージを送っていた。
@aziz_bouhaddouz I don’t know you personally but in life, sometimes you win, sometimes you lose. Don’t let this owngoal bring you down. We are all professional sportsmen and this is a part of football. I am so happy and proud of my team and my country, but wanted to wish you also all the best in your career. Reza. 🤲🏼
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レザ・グーチャンネジャド(イラン代表FW)
「君のことを個人的に知っているわけじゃないけれど、人生では勝つこともあれば負けることもある。
このオウンゴールであまり気を落とさないで。
僕らは皆プロフェッショナルのスポーツマンであり、これもフットボールだ。
僕はとても嬉しいし、我がチームと我が国を誇りに思う。でも君のキャリアの成功も祈っているよ」
グーチャンネジャドは小林祐希と同じオランダ1部のヘーレンフェーンに所属する30歳のFW。
この試合では出番はなかったが、相手選手のことを気遣っていたようだ。
第2戦でイランはスペインと、モロッコはポルトガルと戦う。