ワールドカップ開幕が直前に迫るなか、スペインサッカー連盟(RFEF)はフレン・ロペテギ監督の解任を発表した。
ロペテギ氏はレアル・マドリーの新監督への就任を発表したばかりだが、その交渉が連盟に何の連絡もなしに行われていたことが解任理由とされている。
ルイス・ルビアレス(RFEF会長)
「非常に難しい状況であることは分かっている。自分がすることが何であろうと批判されるだろう。
これで我々はより強くなることを確信している。
フレンのことは非常に尊敬している。彼はトップの監督だろうし、それによってこの決断を下すのがより難しいものになった。
(とはいえ)ワールドカップ開幕の2,3日前にこういうことは許されない。この決断を下さざるをえなかった」
ただ、『elbernabeu』などによれば、代表キャプテンであるセルヒオ・ラモスは解任を思いとどまるようにルビアレス会長を説得しようとしていたようだ。
また、『La Vanguardia』でも、ラモスら選手たちはロペテギ続投がグループにとって最善のことだと考えていたとされている。