『Gazzetta dello Sport』など各メディアは、「ポルトガル代表MFジョアン・マリオは、古巣スポルティングを退団する選手に助言した」と報じた。

今夏スポルティング・リスボンには激震が走っている。ブルーノ・デ・カルヴァーリョ会長と選手が対立し、さらにサポーターが練習場を襲撃するという事件も発生した。

それを受けて多くの中心選手がクラブに契約解除を通告しており、今夏主力の大半が抜けてしまう可能性が高くなっている。

かつてスポルティングでプレーしていたジョアン・マリオは、15日のスペイン代表戦を前にした記者会見で以下のように話したという。

ジョアン・マリオ

(15日にスペインとのビッグマッチだね?)

「我々はスペインと同じレベルにあるとは考えていない。彼らはポルトガルよりも優勝に近い。歴史を考えてもね。

ただ、我々は全ての試合で勝つために、あらゆることをやっていくよ。

クリスティアーノ・ロナウドはメンタル的にとても集中しているし、彼の意思を妨げるものはなにもないよ。

ポルトガルとスペインの試合でプレーできることは、あらゆる意味で特別なことだよ。

経験豊富な選手がいるから、プレッシャーにも対処できる。クリスティアーノ・ロナウドは世界最高の選手だ。世界最高のスターだ」

(古巣スポルティングから多くの選手が退団を宣言しているが…)

「そうだね。でもイタリアに来ちゃいけないよ!」

ジョアン・マリオはスポルティング退団後インテルへ移籍したが、全くイタリアに馴染むことができず、今季ウェストハムに貸し出されていた。

まだ保有権はインテルに残っているのだが、本人はもはやイタリアでプレーする気はまったくないと明言している。

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