9位:ガーナ 1-1 ウルグアイ(2010年大会準々決勝)

(※Youtubeに飛んで御覧ください)

初めてアフリカ大陸で行われたワールドカップ。しかし決勝トーナメントに進めたアフリカの国は、ガーナだけだった。

必然的に、大陸はガーナの応援に回る。しかし堅実で効果的なウルグアイは均衡を保たせ、延長戦へ。

ガーナの決定的なシュートが飛んだ時、ルイス・スアレスは意図的に手を出した。ハンドでレッドカード。しかしアサモア・ギャンのPKは外れる。

ルールの穴を突く、したたかな反射行動。これによってウルグアイはPK戦での勝利を掴んだ。なんとも奇妙な試合だった。

8位:アルゼンチン 2-2 イングランド(1998年グループステージ)

この2チームの対戦は、あのディエゴ・マラドーナの「神の手」が生まれたカードだ。国際的なライバル同士だ。

そしてこの試合、再び遺恨が残る。デイヴィッド・ベッカムがシメオネのチャレンジに耐えきれず退場。

ソル・キャンベルのヘディングゴールは認められず、最終的にはPK戦でアルゼンチンが勝利を収めた。イングランドにとって、なんとも納得し難い試合だったはずだ。