2位 ガーナ(PUMA アウェイ)

ワールドカップ本大会へは初出場となったガーナ代表。予選までは黄色をホームカラーとしていたが、世界デビューを前にサプライヤーをPUMAに変更し、ホーム白/アウェイ黒のニューモデルをリリースした。

前哨戦のアフリカネイションズカップにはニューモデルを着用して臨んだが、グループリーグ最終戦で格下のジンバブエに敗れ、まさかの敗退に終わった。この試合で着用していたのが黒のアウェイモデル。サポーターはこのモデルのリコールを協会に突き付けたという。

そして本大会。イタリア、チェコ、アメリカと同居したE組は、グループリーグ2戦を終えて4チームともに突破の可能性が残る「死の組」と化した。

迎えた最終戦、アメリカと対峙したブラックスターズは真っ赤なアウェイモデルを初投入してサポーターの眼を見張らせた。そしてこの試合、終盤のアメリカの猛攻を凌いで2-1で逃げ切り、アフリカ勢で唯一のベスト16を成し遂げたのである。

この大会以降、ガーナ代表のアウェイモデルはすべて赤が採用されているのだ。