『Newyork Times』は31日、「欧州サッカー連盟(UEFA)の財務調査官は、ミランをヨーロッパリーグから追放することを勧めている」と報じた。

ACミランは昨年4月、中国人実業家のリー・ヨンホン氏が新たなオーナーに就任した。

しかしその際にはエリオット・マネージメント(アメリカのヘッジファンド)から多額の借金をしており、それは10月までに必ず返済しなければならない。

その返済総額は3億8000万ユーロ(およそ481.6億円)になっており、滞った場合はエリオット・マネージメントにクラブの保有権が譲渡される。

しかし記事によれば、すでにエリオット・マネージメント側がミランの経営状況が不安定だと見ており、ミランの保有権を奪う意思を示しているとのこと。

その理由の一つがUEFAの方針。ファイナンシャル・フェアプレー制度に違反しているミランは、UEFAとの交渉を進めてきたものの、それは決裂して終わっている。

そして現在財務調査官は欧州のコンペティションからの追放を推奨しており、今後数週間で最終決定が行われる予定となっている。

もちろんヨーロッパリーグ追放は最悪のシナリオであるが、その他にも重い罰金、所属選手数の制限、補強制限、給与制限などが厳しい足かせになる可能性がある。

そして『Il Sole 24 Ore』は、なんと今月中にも「オーナーの引き下ろし」が行われる可能性を指摘している。