ブラジルの試合で起きたまさかのシーンが話題になっている。全国選手権1部第5節、アトレチコ・パラナエンセ対アトレチコ・ミネイロ戦で…。
Caracaaaaa, olha só o Santos, goleiro do Atletico Paranaense, com o celular no meio do jogo!!!#LargaOcelular e #GoleiroNoCelular pic.twitter.com/wUjtXK7vDZ
— Benjamin Back (@benjaminback) 2018年5月13日
元セレッソ大阪FWパブロ・フィリペや元柏レイソルFWエデルソンが所属するアトレチコ・パラナエンセのGKサントスが、ピッチ上でなんとスマホをいじっていたのだ。
これはキックオフ直前だったそうなのだが、一体何をしていたのか…。28歳の守護神には批判も集まっていたが、クラブがその経緯を明かした。
Goleiro Santos usa o celular em campo em campanha de conscientização para o Maio Amarelo 👉 https://t.co/T0vCH1mlUf pic.twitter.com/mI0kFxU3qe
— Atlético Paranaense (@atleticopr) 2018年5月14日
それによれば、これは配車アプリ『Uber』とアトレチコ・パラナエンセによる注意喚起・注意啓発キャンペーンの一環だったとのこと。
「(運転中に)スマホでよそ見するのがどれほど危険なのかを人々に警告する」という『May Yellow』キャンペーンだそう。
ブラジルでは年間40万件以上の交通事故が発生しており、事故死の主な原因はスマホによるよそ見だという。その危険性を知ってもらうためにサッカーの試合を利用したということのようだ。
なお、試合はパブロ・フィリペのゴールでアトレチコ・パラナエンセが先制するも、その後逆転を許して1-2で敗れている。