『BBC』は9日、「中国超級リーグの広州恒大は、スタッフに対して罰金処分を言い渡した」と報じた。

先日行われたAFCチャンピオンズリーグのベスト16で、広州恒大は同じ中国の天津健権と対戦した。

結果は0-0のスコアレスドローに終わっているが、この試合の前半では非常に珍しい事件が起こった。

広州恒大のDFチャン・リンペンが鼻血を出してしまい、ユニフォームに血液が付着した。

アウェイだったので広州恒大はいつもの赤ではなく黄色を着用。…いや赤だったらよかったわけではないが、ユニフォームを替えなければならなくなった。

ところが、広州恒大のスタッフはチャン・リンペンの背番号5が入ったユニフォームを発見できず。

そこで彼らは一計を案じた。15番のチャン・ウェンチャオのユニフォームに黄色いテープを貼り、「1」を消して「5番」にDIYしたのである!こりゃ豪快だ。

これで前半をなんとかしのいでいる間に5番のユニフォームを探し出し、後半には正式なユニフォームを着用することができた…。

ナイスアイデア!といいたいところだが、これには広州恒大のクラブフロントがおかんむりだった。

ゼネラルマネージャーを務めるガオ・ハン氏を始めとした5名のスタッフに対し、広州恒大は「責任感がない」「クラブのブランドを傷つけた」として一定額の罰金処分を言い渡したという。

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