4月9日に行われた中国のリザーブリーグ、広州恒大と山東魯能との試合において驚きの事件が発生した。

広州恒大に所属しているMFワン・チュンフイとDFシトゥ・ハイロンが、突如味方同士で殴り合いを始めたのだ。

記事によれば、ペナルティキックを与えたシトゥ・ハイロンに対してワン・チュンフイがなにか言ったことがきっかけだとのことだが…。

この事件を受けて広州恒大は彼らを無期限で練習から追放し、給与の支払停止を決定した他、20万元(およそ348.2万円)の罰金を言い渡した。

そして『South China Morning Post』によれば、今回中国サッカー協会も彼らに対して罰則を言い渡したとのこと。

それはなんと10ヶ月もの出場停止処分で、さらに20万元の罰金が加えられているようだ。

ワン・チュンフイとシトゥ・ハイロンはこれによって来年の2月まで公式戦でのプレーが出来ないことを意味する。

なお、ワン・チュンフイはプロ契約を結んでいるため給与を貰っているが、シトゥ・ハイロンはこの罰金を支払うことも難しいのではないかと伝えられている。

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