先週末のリーグ戦でレディングと引き分け、5シーズンぶりにプレミアリーグ昇格を決めたカーディフ・シティ。
アイスランド代表としてEURO2016に出場したアーロン・グンナルソンやノリッジ・シティでプレミアに出場したアントニー・ピルキントンなど実力者が揃うが、正GKのキャラクターが話題だ。
We are going up... say..... pic.twitter.com/hMfHHAGQO3
— Neil Etheridge (@Neil38Etheridge) 2018年5月6日
カーディフのゴールを守るのはニール・エザリッジ。
1990年2月7日生まれの28歳で、フィリピン代表のGKだ。
エザリッジはロンドンで生まれ、チェルシーやフラムのアカデミーで育った。イングランドの世代別代表に選ばれるなどしていたが、A代表では母親の国籍であるフィリピンを選択した。
そんなエザリッジは今季、3部相当のウォルソールからカーディフに移籍すると45試合でゴールマウスを守るなど守護神として活躍。失点はわずか37とチームの最小失点に貢献し、19試合でクリーンシートを達成した。
仮に来季もカーディフに残留しプレミアリーグに出場することになれば、同リーグ史上初のフィリピン人選手であり、ASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国でも初の出場選手になる可能性がある。
フィリピン代表は2019年のアジアカップにも出場予定であり、エザリッジにとって来季は特別な一年となりそうだ。