ティアゴ・アルカンタラ(バイエルン/スペイン代表)
出場機会の少なさからバルサを離れ、2013年にバイエルンへ移籍したティアゴ。次のビッグネームになると期待されていただけに、クレたちは彼の退団に失望を隠せなかった。
その後の活躍を考えれば、バイエルンにとって2500万ユーロ(33億円)の移籍金はバーゲン価格だったと言える。
ティアゴはイニエスタ同様に技術に秀でたプレーメイカーであり、卓越したドリブルとパスを兼備し、CHでもOHプレー可能だ。
今季はパス成功率が90%を超えており、紛れもないバルサスタイルなMFであることを証明している。
彼こそバルサがイニエスタと入れ替えたいと考えるタイプの選手だ。本人もスペイン復帰をほのめかしたことがあるが、契約が3年残っていることから、バイエルンは相当額を求めることだろう。