『Rai』は27日、「ナポリの会長を務めているアウレリオ・デ・ラウレンティス氏は、ポルトガルのクラブを買収しようとしている」と報じた。
先日、ベルギー2部のリールセを買収する計画を持っていると伝えられたデ・ラウレンティス氏。
ナポリは欧州のどこかのクラブを買収することで、若い選手たちの修行先として使いたいという計画を持っている。
外国人枠の制限が緩いベルギーは格好の場所であるが、デ・ラウレンティス氏はもう一つのターゲットがあるようだ。
それはポルトガルの1部〜2部のクラブであるそう。ブラジル人が外国人として扱われず、EU内の選手は無制限で起用でき、ビッグ3以外のクラブは資金力が乏しい。
それに加えて、あの敏腕代理人として知られるジョルジュ・メンデス氏と提携し、彼のコネクションも使うことができるのだそうだ。
後援者がポルトガルを推薦し、現在買収に向けた動きが進められているという。来週ジョルジュ・メンデス氏と後援者の会談が行われる予定だ。
欧州のビッグクラブは他の国に提携先(フィーダー・クラブと呼ばれる)を作っていることが多く、タレントの発掘や若手の修行に役立てている。
特に現在FIFAやUEFAがローン移籍の制限を行うことを検討しているため、このような手法が注目されている。ナポリもその一つになるのだろうか?